当研究会のメンバーはご年配の方から高校生まで、御殿場馬車鉄道を多くの方に知っていただき、その歴史を史実として後世に残したいとの思いの有志の集まりです。 有志の集まりといっても、本物を製作すべく郷土史の専門家、鉄道の専門家などのプロが集まり、ものづくりのプロである、佐野直文さんにもご協力いただき、展示物でなく、動いて乗れるものを製作しました。
製作した客車の復元の精度を上げるべく、当時の資料をお持ちの皆様のご協力をお願いいたします。
馬車鉄道が走っていた当時、北駿地域の交通の一世を風靡したとされる馬車鉄道を復元することで、往時を知るお年寄りや郷土の歴史を幅広い世代や子供たちにも伝えていきたいと思い活動しております。
御殿場馬車鉄道は1898年から約30年間、御殿場駅を起点に最盛期には籠坂峠までの約18kmを運行していた。馭者(運転士)が警笛の代わりに使ったラッパが「テトウテトウ」と聞こえたため、「テト馬車」と呼ばれ沿線の住民から親しまれていた。
開業当初は地元住民だけでなく富士登山客、富士講参詣者や山梨方面との物資の貨物輸送として利用されていました。また官設鉄道中央本線建設資材の運搬を担ったりと開業当時は大いににぎわっていました。山梨県側との重要な人的交流、物流、文化、情報伝達、経済の発展に大きな役割を果たしました。しかし中央本線が開業すると利用客が激減し、昭和の初めにその役割を終えました。
皆様のご指導、ご支援のお陰で最近では活動がメディアや新聞にも度々取り上げられるなどし、意欲的に活動を継続させていただいております。心より感謝申し上げます。 御殿場馬車鉄道研究会は先人の思いを継承し皆さまが誇りに思え、御殿場を訪れる方にも歴史あるあるまちを楽しんでいただけるよう、活動を続けていきます。 御殿場馬車鉄道研究会では「想い」を「寄付」に込めて活動を応援してくれる個人・企業様を募集しています。 世界に誇れる、住んでよし、訪れてよし、未来を担う子どもたちが笑顔になれる、更なる可能性と社会とを繋ぐ活動・運営にご理解とご賛同いただき、ご寄付・ご協賛を賜りますよう心よりお願い申し上げます。 皆様、御殿場馬車鉄道研究会の活動に是非ご協力をお願いします。